【北京1月19日】北京市民サービスホットライン「12345」の2019年度データが1月19日(日)に発表された。これによると、ホットラインでは昨年696万件の問い合わせやクレームを受け、252万件を受理。うち75%を解決して、満足度は87%だった。
市民サービスホットラインは年中無休、1日平均1.9万件の電話を受ける。時間帯では9~11時と14~16時に集中している。電話本数は2018年に比べて28%、受理した件数は46%増えた。
問い合わせでは衛生・健康問題が最も多く、苦情では無許可営業や路上販売などの市場管理、駐車違反などの交通問題、騒音やごみなどの環境問題の他、集中暖房の不備不調や物業(集合住宅の管理部門)への不満などが上位を占めた。
地域別では朝暘区が最も多く32万件、続いて海淀区が22万件、豊台区が17万件。最も少なかったのは延慶区の4万件だった。
~北京天津ジャピオン2020年2月3日号~