【京津3月26日】北京市延慶区八達嶺特区弁事処は4月6日(月)より、「八達嶺長城景区の文化財破壊行為に対する懲戒措置」を正式に実施すると発表した。
同規定によると、八達嶺特区弁事処は今後、文字や絵を刻む、故意の破損など7種の文化財破壊行為に対して行政処罰を科し、刑事犯罪を犯した者を公安機関に引き渡すとした。また文化財を破壊、社会に深刻な影響を与えるマナー違反行為に対し、関連法規に従いマナー違反行為記録に記載し、参観を制限する。同時に観光客マナー違反行為記録の〝ブラックリスト〟を社会に対して定期的に公布し、露出度を強化するとともに社会世論による監督を強化するとしている。
北京市延慶区では目下、各観光地と連携し懲戒体系を設立しており、八達嶺長城景区で〝ブラックリスト〟入りした観光客に対し、同区内のその他の観光地も立ち入り禁止にするとしている。
~北京天津ジャピオン2020年4月13日号~