【北京6月13日】「北京遊楽園」跡地が近日、「龍潭中湖公園」建設に向け、正式に着工することがわかった。今年度末の竣工を目指す。
北京遊楽園は2010年5月に閉園したが、跡地は雑草が生えた状態で放置され、同園のランドマークである大観覧車「摩天輪」だけが残されていた。
東城区園林緑化局副局長によると、東城区では18年10月に跡地の再開発についてアンケート調査などで市民の意見を募り、最終的に森林、湿地、生物の多様性、スマート化などの実現、レジャー、スポーツ、エンターテイメント、科学知識の普及の4つの機能を備えた地域性総合公園とすることが確定していた。
建設計画によると、東は左安門内大街、西は京山鉄路、南は護城河、北は龍潭路までの総面積約38㌶となる模様。なお、「摩天輪」は専門部門の検査を経たうえで運営は行わないという条件の下、ランドマークとして保存するとしている。
~北京天津ジャピオン2020年6月22日号~