【北京７月31日】国際オリンピック委員会第１２８回総会が７月31日（金）、マレーシアのクアラルンプールで開催され、投票の結果、２０２２年冬季オリンピックの開催地が北京に決定した。北京は史上初の夏季・冬季五輪開催都市となる。

冬季オリンピック申請委員会環境保護部部長は前日の30日（木）、22年には北京のＰＭ２・５値を12年の指標を基準にして45％前後減少させるとし、22年の冬季五輪開催期間には選手が澄みわたった空気の中で競技ができるよう保証するとした。

冬季オリンピック申請事務リーダーチームスタッフによると、北京市政府は１３００億㌦を投資し、この数年で旧車両及び汚染排出車両１００万台位以上を淘汰、７００万㌧の石炭を削減するとした。また、目下の17年ＰＭ２・５値を25％減少する目標計画は、今年中にすでに20％前後まで減少可能とし、冬季五輪開催により生態環境改善は更に促進されるとしている。

～北京・天津ジャピオン2015年8月10日号