【北京7月31日】地下鉄11号線西区間、通称“冬奥(冬季五輪)支線”の列車が7月30日(金)、河北省でお披露目された。
同路線は北京初のスマート軌道交通パイロット線で、北は模式口駅から南の新首鋼駅までの全長4.2キロを結ぶ。列車にはアルミ合金を使用、最高運行時速は100キロ。また、列車の先頭部分はパンダをイメージ。車両内外のカラーは青空と雪を表す青と白を基調とし、天井の照明は雪片が舞うデザイン、手すりにはアイスホッケーのスティックのデザインを採用している。
河北省保定市にある河北京車智能製造基地では昨年10月より11号線列車の製造を開始。8月中旬に列車を西区間の施行現場へ運び、試験調整を行う。
~北京天津ジャピオン2021年8月9日号~