L字型歯間ブラシで虫歯ケア
――先生、歯間ブラシっていろんな種類がありますよね。どれを選べばいいかわかりません…。
先生 確かにさまざまなサイズ、タイプがありますよ。比較的使いやすいのは、ネックの曲がっている「L字型」です。グリップ部分が握りやすく、奥歯までしっかり届くのがポイントです。歯間ブラシのサイズに迷った場合は、歯科医に聞くという方法もあります。どのサイズが合うか、勧めてくれますよ。
――なるほど。L字型は使いやすそうですね。
先生 最近では、中国でもL字型の商品が安価で手に入るようになりました。中国のメーカーなら、マウスケアに特化した「小鹿媽媽」がオススメです。
――わかりました。ちなみに歯間ブラシがあれば、デンタルフロス(糸ようじ)を使わなくてもいいのでしょうか?
先生 デンタルフロスは歯間ブラシでは届かない部分の汚れを除去できるため、併用が望ましいですね。
――そうなんですね。毎食後に両方使った方がいいですか?
先生 頻繁に使用する必要はありません。就寝中は特に細菌が増殖しやすいため、就寝前に1回、歯磨きに加え、歯間ブラシとフロスでしっかりお手入れしておけば、虫歯や歯周病を防ぐことができますよ
―――今週のドクター―――
ウィルマ―歯科
于淼Yu Miao院長
北海道大学歯科部卒業後、東京医科歯科大学インプラント科の博士号を取得。
日本の国民健康保険指定医。日中両国で歯科免許を取得している。日本語堪能。
―――――――――――――
~北京天津ジャピオン2022年1月3日号~