【北京7月15日】最近、“法外な値段のアイスクリーム(雪糕刺客)”が社会問題となっていることを受け、北京市場監督管理局は7月15日(金)、「表示価格の明確化に関する注意警告書」を公布した。
警告書では販売店の経営者に対し、法律にのっとった誠実で公平な経営を要請。また、表示価格の明確化を規定し、消費者の誤解を招くことがないよう販売商品の商品名や価格を明確に表示するよう求めている。
同局総合執法総隊の公式ウェイボー(微博)によると、最近、法外な値段のアイスに関する事件が頻発していることを受け、全市の市場監督管理部門では7月1日(金)より施行された「価格の表示と価格詐欺禁止規定」に基づき、アイス市場価格に対する実地検査を展開中。朝陽区や順義区、大興区の市場監督管理局では14日(木)までに、規定に反した商店や経営者14人に対し、100~2000元の罰金を科している。
ネット流行語となった“雪糕刺客”とは、店の冷凍ショーケースの中に価格不明の高額なアイスが紛れ込んでおり、レジで会計をして初めて1つ数十元の高額であることが判明し、驚愕するという意味がある。
~北京天津ジャピオン2022年7月25日号~