【北京6月5日】中国教育部は最近、今年4月の国内10都市の教科以外の塾・教室サービス市場価格実態調査の結果を報告した。これによると、北京の塾・教室の1時間あたりの平均価格は202.8元だった。

同調査は教育部が国家発展改革委価格監測中心に委託し、北京、上海、瀋陽、南京、鄭州、武漢、広州、深セン、成都、西安にて実施した。

データによると、項目別の1時間あたりの平均価格は基礎体力が152.1元、サッカーが88.3元、卓球が94.8元、水泳が126.4元、囲碁が86.9元、声楽が254.1元、ピアノが276.6元、ダンスが77.2元、美術が80.7元、コンピュータプログラミングが141.6元だった。このうちピアノが前月比で0.7％、美術が0.5％値上がりした。

都市別の1時間あたりの平均価格は、上海が190.4元、瀋陽が97元、南京が119.1、鄭州が82.9元、武漢が139.6元、広州が100.5元、深センが160元、成都が115.3元、西安が71.8元だった。このうち北京は前月比で1.0％、瀋陽が0.8％値上がり、武漢は1.2％値下がり、その他の都市は前月とほぼ同等だった。

～北京天津ジャピオン2023年6月12日号～