中国がん基金会や首都医科大学などが共同で、11月16日(土)、北京市西城区の全国政協礼堂で、「第6回中国肺がん南北高峰フォーラム」を開催した。
この席上で、中国の肺がんによる死亡率が30年前に比べ465%上昇していることがわかった。
中国では、腫瘍疾患のうち、罹患率と死亡率が最も高いものは肺がんで、悪性腫瘍による死亡原因の22・7%を占める。
専門家は、肺がん罹患率は毎年26・9%増加しており、有効な措置を採らなければ2025年には肺がん患者数が100万人に達し、世界一の肺がん大国となるとする。
また同基金会関係者は、中国において肺がんの罹患数は喫煙率の高さと密接に関係しているとし、15歳以上の喫煙率は33・5%で、男性に限ると62・8%となっている。
(11月18日)
~北京ジャピオン2013年11月25日号