中国といえば「カンフー映画」 海外での地位は未だ発展途上

中国文化国際伝播研究院と雑誌『現代伝播』は2月27日(木)、昨年の〝中国映画の国際的な影響力〟に関する調査データを発表した。
同研究院院長は、中国映画の影響力は限定的で、海外における中国映画市場は未成熟であると総括した。
調査は昨年、99カ国の1400人以上を対象に行われた。
最も人気があるジャンルはカンフー及びアクション映画で、中国映画のキーワードを問う質問では322人がジャッキー・チェン(成龍)と答え、中国映画界で最も知名度の高いスターとなった。
女優で最も多く回答に上がったのはチャン・ツィイー(章子怡)とファン・ビンビン(範氷氷)で、それぞれ12票を獲得した。
なお北京では、4月16日(水)~23日(水)まで「第4回北京国際映画祭」の開催を予定。
同研究院院長は、同映画祭はすでに「香港国際映画祭」と同等の認知度を得ており、今後ますます国際的な影響力を増す可能性を秘めていると語っている。
(3月3日)

 

~北京ジャピオン2014年03月10日号

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