美食の巨人たち 最終回 北京、宮廷料理

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宮廷料理人の末裔から、味を受け継ぐ

大家好!
当店の料理人は料理長の私を含め全員、中国古代建築の専門家・王希富氏から、長年、宮廷料理を学んでいます。
王氏は料理人家系の生まれで、祖父と曽祖父が清朝皇室のお抱え料理人だったんです。
小さな頃から宮廷料理の真髄を見て、聞いて育った王氏に、学ぶことは尽きませんよ。
慈禧太后(西太后)の60歳の誕生日に長寿と繁栄を願って振る舞われた料理に、「万字釦肉」(1人前39元、1皿198元)というものがあります。

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ネギと八角、醤油、塩だけを使って豚バラ肉を煮詰めた料理で、一口ほおばれば脂身がとろけ、肉のおいしさが口いっぱいに広がりますよ。
私が一番好きな料理はと言うと、自家栽培の有機カボチャに入ったスープ。
6時間煮込んだ黄金色の鶏ガラスープは旨みたっぷりでトロットロ、シャキッとしたエノキも最高です。
優しい甘さのカボチャも一緒に食べてくださいね。
ナマコやアワビを使った豪華な中華会席も、事前予約でご用意しますよ!

 

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info
健壹迎祥会議服務中心
住所:朝陽区道家園甲16号
TEL:5139-8739
営業時間:11時~14時、11時~21時半
席数:160席(個室16部屋)
予算:38元~

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~北京ジャピオン2014年3月31日号

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