鶏のことなら鳥の巣

１人でも気軽に立ち寄れ、大人数の宴会にも対応でき、当然味も抜かりない、そんな〝気の利いた〟料理屋はなにも亮馬橋界隈だけにあるわけではない。
日壇公園そばの「鳥の巣」は、その名の通り鶏を使ったメニューが豊富な居酒屋だ。
備長炭とヒマラヤ産岩塩を用いた完成度の高い「焼き鳥」（６元～／本）、香川県を代表するＢ級グルメ「骨付鶏」（45元）、自家製鶏ガラスープで仕立てた「鶏がら醤油らーめん」（30元）など、鶏の魅力が千変万化。ほかにもファンの多い「お好み焼き」（32元）やちょっと昭和な雰囲気の「鉄板ナポリタン」（35元）、「オムライス」（35元）などが、訪れた客をなごませる。

新メニューを半額で

まるで「深夜食堂」のような同店が、今回ゴチで半額提供してくれるのは、３品の新作メニュー。
今が旬、新じゃがを使ったホクホクの「肉じゃが」、総重量３５０㌘と大迫力の「鶏腿のジャンボチキンカツ」、そして北京ではまだ珍しい「アイスプラントのシーザーサラダ」だ。
ちなみにアイスプラントとは南アフリカ原産で、表面が水晶のような粒々で覆われた新野菜。
しゃきしゃきとした食感とほのかな塩味にハマる人が、続出するかも!?
ほっと落ち着きたい人も、「おっ」と珍しい発見が欲しい人も、この春は「鳥の巣」から目が離せない！

info
住所：北京市朝陽区神路街39号1-57（日壇公園北門向かいを入る）
TEL：010-8562-9052、186-2150-9312（野間）
営業時間：11時半～14時、17時半～23時（ラストオーダー22時半）
席数：78席（テラス席20席、個室1部屋）
予算：昼35元～、夜120元～

～北京・天津ジャピオン2015年4月6日号