日替わりの燻製は定番の卵からチーズ、珍しい鯖やナッツまであり、ウイスキーとの相性抜群!
隠れ家的老舗バー
昨年6月にバーや居酒屋がひしめく、北京一、夜が賑わうエリアに移転した「ICHIKURA」。店内に入ると、そこにはシックで高級感あふれる空間が広がる。BGMは日本人トップバーテンダー・黒木さんが選曲している『ルパン』やジブリ。お店にずらりと並べられた約760種類のお酒は、北京でも類を見ない品ぞろえだ。中でも、ウイスキーは日本産をはじめ、約400種類を誇る。黒木さんは日本在住時、品川プリンスで修行を積み、北京でお店を構えて13年目。お店にあるお酒の一番美味しい飲み方を、すべて熟知している。
フレッシュなカクテル
今回のゴチでは、「ウイスキー」(70元~/杯)を注文で、その日の食材を使った自家製の「燻製」(通常35元)をサービスする。
もう一方のオススメは、季節のフレッシュフルーツを丸ごと使った「ミクソロジーカクテル」(通常100元~)。フルーツはもちろん、甘さ、アルコール度数をひとり一人の好みに合わせて目の前で作ってくれる。目にも鮮やかなパフォーマンスは、見ているだけでも楽しくなる。中でも、液体窒素を使った「リキッド・ナイトロジェンカクテル」(通常120元)は、北京ではお目にかかれないサプライズな一杯だ。
日本人スタッフが常駐する同店は、未だに北京のバーに足を踏み入れたことがない人でも安心して訪れることができる。この夏、「ICHIKURA」でバーデビューを果たしてみては?
【info】
住所:北京市朝陽区工体西路8号COCO明星街2階
電話:010-6507-1107(日本語可)
営業時間:20時〜翌2時
席数:カウンター12席、ソファー席22席
予算:ウイスキー70元〜600元/杯、カクテル80元〜120元/100元~
~北京天津ジャピオン2017年05月15日号~