マウスガードで歯ぎしり防止
――先生、今回は「歯ぎしりマウスガード」をご紹介いただけるそうですね。
先生 はい。歯ぎしりや食いしばりは、自覚がない人も含めると、99・9%の人が行っていると言われています。仕事中やスポーツをしている時、浅い眠りの時に無意識に行っていることが多いんです。
――そうなんですね。歯ぎしりを長期間行うと、身体にどんな悪影響があるんですか?
先生 人間の噛む力は、食事の際には約10kg、意図的に噛み締めを行った場合には、自分の体重程度の力が歯にかかっています。これに対し歯ぎしりの場合は、体重の6~10倍の力がかかります。そうすると歯や顎に大きな負担をかけ、歯周病や虫歯、頭痛の原因となります。そして、最終的には歯が割れたり、顎関節症になってしまいます。
――それは怖いですね…。先生オススメのマウスガードを教えてください!
先生 睡眠の専門家監修の「いびきSTOPマウスピース」をオススメしています。気道を広げ、いびきを軽減する効果がありますし、さらに熱湯で柔らかくした状態で口にセットすると、自分の歯形にフィットしたマウスピースが作れるという特徴があります。値段も3000円程度なので、始めやすいですよね。できれば歯医者さんに行って、オーダーメイドで作ってもらうのがベストです。
~北京天津ジャピオン2017年05月15日号~