ウォルマートで期限切れ商品 中国語と韓国語の説明に相違

北京市朝陽区にある大型スーパー「ウォルマート」建国路店で、昨年賞味期限切れの商品を購入した男性が、北京沃爾瑪百貨有限公司建国路分店を相手取り、商品の返品と購入金額の10倍に当たる賠償金を求めた訴訟の審理が、3月3日(火)、同区裁判所で始まった。
男性は昨年8月、同スーパーで、1袋19・8元の韓国産のノリを16袋購入。
中国語の説明では、生産日が2012年12月5日、品質保証期間1年となっていたが、開封後、味に違和感を覚えた。
その後、韓国語の説明を解読したところ、記載されていた年月日は生産日でなく、賞味期限であることが判明、男性は「食品安全法」に基づき、今回の訴訟に踏み切った。
これに対しスーパー側は、同商品の生産日と品質保証期間の印刷ミスは認めたものの、輸入先のメーカー側の問題であると主張している。
(3月4日)

 

~北京ジャピオン2014年03月17 日号

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