【北京10月20日】北京市体検質量控制和改進中心首都医科大学公共衛生学院らは10月20日(木)、「北京市2015年度体格検査統計報告」を発表した。これによると、男性の52・4%が肥満であることがわかった。
同報告によると、昨年、北京市内で18歳以上の合計375万人が健康診断に参加。そのうち男性の健康問題の上位は、肥満、脂質異常症、脂肪肝、甲状腺結節、骨粗鬆症などだった。
一方、女性の健康問題の上位は、乳腺増生症、肥満、甲状腺結節、脂質異常症、骨粗鬆症などで、そのうち乳腺増生症の検出率は41・63%だった。
また、50歳以下の男性の肥満率は女性を上回っており、50歳以上は女性の肥満率が男性を上回ることがわかった。中でも、20~50歳の男性の肥満率が高い理由として、仕事のストレスや生活、飲食習慣が関連しているとみている。男女ともに慢性病の検出率が高いことから、禁煙、禁酒、運動など、生活習慣の改善が必要だとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年10月31日号~