飲食店で飼育のアザラシ 正式に水族館へ寄贈

北京市漁政監督管理站は9月21日(金)、市内にある水族館「太平洋海底世界」へのゴマフアザラシ3頭の寄贈式を行った。
寄贈されたのは、もともと飲食店で観賞用として飼われていた3頭。
今年3月に来店客の通報を受け、同管理站の協力のもと海底世界に保護されていた。
今回の寄贈式を受け、3頭は正式に水族館に引き取られることになった。
保護された直後の3頭は栄養状態が悪く病気にもかかっていたが、現在は健康を回復している。
市内では今年3月に長安大飯店内の「秦楽宮」で飼われていたゴマフアザラシが原因不明で死亡しているが、北京市農業局ではすでに、今後飲食企業によるゴマフアザラシの飼育申請は受理しないと発表している。
(9月22日)

 

~北京ジャピオン2012年10月8日号

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