今年で13回目の開催となった「北京国際モーターショー」は4月29日(火)に最終日を迎え、来場者数は同モーター賞の歴史上最多となる、のべ85万2000人を記録した。
今年変化が見られたのは、会場までの交通手段の首位がマイカーから地下鉄に取って代わられたこと。
6割近くが地下鉄を利用し、来場した。
モーターショーの組織委員会は今年、マイカー来場者のために駐車場と会場を結ぶ大型シャトルバスを200台以上用意。
交通整備に1000万元以上を投じたが、駐車場の使用率はわずか40%にとどまった。
マイカーの場合は遠方の駐車場を利用しなくてはならないのに対し、地下鉄15号線の国展駅から会場までの距離はたった100?。
渋滞を敬遠する動きも手伝って、地下鉄利用者が急増したと見られている。
(4月30日)
~北京・天津ジャピオン2014年5月12日号