中国疾病予防コントロールセンターは5月20日(火)、北京と上海、広州に住む中高生を対象とした飲酒状況調査報告書を発表し、3都市平均で52・5%の生徒に飲酒経験があることがわかった。
調査は昨年、3都市に住む中高生1万4000人余りを対象に行われた。
広州では59・1%、上海では50・3%が飲酒経験ありと答えた。
北京のみ、飲酒経験者は半数を下回る47・2%であった。
また、30・7%の学生が、飲酒を〝付き合いの一環〟と認識しており、飲酒の拒否は友人関係の否定にもつながると回答した。
中国では未成年者の飲酒を禁止する法律が整備されていないが、同センター研究員は、未成年者にとって飲酒が無害であるはずはなく、保護者は〝未成年者の飲酒に伴うリスク〟を理解すべきだとしている。
(5月21日)
~北京・天津ジャピオン2014年5月26日号