北京・天津など続々夏入り 中国南部は局地的豪雨が発生

北京市気象局は、5月20日(火)に最高気温が30度を超える真夏日となり、16日(金)から5日連続で北京市の平均気温が22度以上となったことから、16日(金)に夏入りしたと発表した。

北京の例年の夏入り日は5月29日だが、2012年は5月2日、2013年は5月11日とここ数年は早まっている。

気象専門家は、今年は平年に比べ遅くなったが異常ではないとしているる。

なお、夏入りにより、北京における今年の春の日数は63日間となり、例年より7日上回った。

また天津市は、18日(日)以降平均気温が22度を超えており、早ければ、同日が夏入り日となると予想されている。

北京や天津、河北省石家荘、山東省済南など、各地で30度を超える高温を記録し、続々と夏入りしている中国の北部地域に対し、南部地域では、5月以降、広東省東部や福建省北部などを中心に大雨や局地的豪雨が発生。

降水量は例年の1・5~4倍の量に達し、各地で災害予防の強化に努めている。

(5月21日)

 

~北京・天津ジャピオン2014年5月26日号

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