小中高生60%以上が視力不良 中2男子の過半数が懸垂できず

北京市人民代表大会常務委員会が、5月23日(金)、「北京市民の健康と鍛錬における関連法の実施状況レポート」を発表した。

これによると、市内の小学校、中学校、高校に通う、児童・生徒の視力不良の割合が、2013年で、前年比0・82%増となる62・96%に達したことがわかった。

中国では、6歳以上の場合、国際標準検査で視力1・0未満を視力不良とする。

視力のほか、肥満率も増加傾向にあり、13年の肥満児童は、前年比0・72%増となる21・46%だった。

体力面では、13年の「国家学生体質健康標準」に関するスポーツテストにおいて、北京市の中学2年男子生徒の半数以上、高校2年男子生徒の3分の1以上が、懸垂腕屈伸回数0回を記録するなど、筋力不足も顕著となっている。

(5月24日)

 

 

~北京・天津ジャピオン2014年6月2日号

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