9割が河北省の環状高速道路 〝北京七環”、来年完成予定

河北省交通庁のトップは先頃、ネット上のオンラインインタビューで、河北省と北京市、天津市を跨ぐ環状高速道路「北京七環」の建設計画を明かした。
計画によると「北京七環」は、河北省の廊坊市と涿州市、張家口市、承徳市、北京の平谷区などを経由する全長約940%。すでに着工しており、来年の完成を予定している。
開通後は京張や京沈、京沪など、6本の高速道路と直結し、高速道路間の行き来が可能となるため、北京の渋滞緩和への影響も期待されている。
また、「北京七環」という名称にも関わらず、北京市内を通るのは約90?のみで、道路の9割は河北省に属する。
そのためネット上では多くの市民が、「天津や河北にお構いなしで、名前は北京七環」、「北京十環で深圳に届くかな」などと、冗談や皮肉まじりに話題にしている。
(7月1日)

 

~北京・天津ジャピオン2014年7月7日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP