北京地下鉄構内にコンビニ登場 試験的運営、乗客ニーズに対応

【北京7月25日】北京地下鉄5号線「和平里北街」駅、6号線「青年路」駅、7号線「菜市口」駅に7月25日(日)、コンビニエンスストアがオープンした。北京地鉄が微信公式アカウントで伝えた。

北京地鉄によると、直近3年間の乗客満足度及びニーズ調査報告ではサービス施設の増設において、飲料やインスタント食品、弁当などの需要が高まっていた。今回、コンビニを設置した3駅は乗客の流れのデータを調査・分析し、地下鉄構内の旅客が密集していないエリア、ならびに店の前に十分な公共エリアを有することを条件に選ばれた場所で、地下鉄構内コンビニの試験的営業となる。

「青年路」駅の「DELIGOGO」は、北京地下鉄のために開発された中華全国供銷合作総社傘下の新ブランドとなっている。「菜市口」駅の「京東便利店」は、EC大手「京東」のスマート管理システムを利用したセレクト商品を販売するほか、リサイクル回収ボックスやコピー機、スマホ修理などのサービス、無料の薬箱、給湯器、充電、手荷物預かり所なども設置。一方、「和平里北街」駅の「ローソン(羅森)」では、良質な米で作られたおにぎり、ネットで話題のスイーツなどを販売する。

~北京天津ジャピオン2021年8月2日号~

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