【京津7月14日】北京市環境保護局は7月10日(木)、今年上半期における北京の空気汚染物質濃度が低下したと発表した。
そのうち、微小粒子状物質「PM2・5」の平均濃度は91・5マイクログラム/立方㍍で、前年同期比11・2%減、同期の重度汚染日は計25日間で前年より15日減少した。
一方、天津市環境保護局は近頃、今年上半期における空気レベル基準達成日数は84日間で、達成率は46・4%だったと発表。
さらに重度汚染日数は18日間減少し、「PM2・5」濃度は17・6%低下した。
北京市環境保護局によると、北京の今年上半期の空気レベルは、汚染物質が拡散しやすい気象条件であるかどうかで大きく変動したとする。
2月下旬は拡散に不利な気象条件により一週間に及ぶ広範囲の空気重度汚染が発生し、市内の「PM2・5」の平均濃度は著しく上昇した。
一方、5、6月は風雨が多く、「PM2・5」濃度は同期過去最少の基準を記録、平均60㍃グラムまで低下した。
~北京・天津ジャピオン2014年7月21日号