【北京7月30日】北京市公安局は近頃、地下鉄利用時の安全検査に応じない場合は5~10日間の拘留を科すとした。主な地下鉄駅では、不審物や不審者への検査を強化し、駅内のゴミ箱は15~20分ごとに清掃を行う。
北京市公安局によると、夏季は交通安全事故が多発する時期で、軌道交通の1日の平均旅客量は1000万人を超過。目下、テロ・暴力事件防止のため、主な地下鉄駅では警察犬や銃携帯の民警による巡回を実施している。
今年、同局は違反物品携帯の乗客約120人に対する拘留を実施。また、安全検査を拒絶し強行突破を図るなどした約30人を警察に引き渡している。
~北京・天津ジャピオン2014年8月4日号