【北京7月30日】北京市都市部で7月28日(月)、1日の水供給量が史上最高記録の310・4万立方㍍となった。
この数字は、2013年の最高記録298万立方㍍を12・4万立方㍍上回り、都市部における1日の水供給可能量322万立方㍍に迫る勢い。水供給量のピークは10~11時で、1時間の供給量は17・9万立方㍍だった。
北京市自来水(家庭用水)集団では、夜間に蓄水し、日中のピーク時に供給するなどの処置を採っている。また、建設中の郭公庄供給水処理工場や6月30日(月)に稼動開始した田村山浄水工場により、都市部の1日の水供給可能量は4万立方㍍増加したが、供給可能量322万立方㍍を突破した際は緊急処置を発動することになる。このため同集団は現在、各方面に節水を呼びかけている。
~北京・天津ジャピオン2014年8月4日号