「新・環境保護法」スタート 企業による環境汚染を厳罰化

【北京1月9日】今年1月1日(木)より実施された「新・環境保護法」について、環境保護部は1月8日(木)、4つの関連法の説明を行った。
その中で、旧法の「期限内の改正」を取り消し、環境監督測定報告後3日以内に排水・排気等の汚染を排出した者に対しては即座に違法汚染の停止を命じ、これに応じない場合は即日より処罰を科すとした。
4つの関連法とは「環境保護主管部門実施按日連続処罰法」、「環境保護主管部門実施封鎖、拘留法」、「環境保護主管部門実施生産制限、停止整政法」、「企業事業環境情報公開法」で、各法案の規定により違法汚染の取り締まりを行う。
また、3年以内に比較的大きく突発的な環境事故、または環境汚染問題を起こし、社会に多大な影響を及ぼした企業を重点汚染企業とし、情報の公開を義務付けた。
環境監察局副局長によると、重点汚染企業が規定に準じて環境情報を公開しない場合は、3万元以下の罰金を科すとしている。

 

~北京・天津ジャピオン2015年1月19日号

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