大興区で古墳群、発掘される 1000年以上の時代を跨ぐ

【北京3月17日】北京市文物局は近頃、大興区黄村鎮にて後漢(別名・東漢、25~220年)から遼金(遼朝は907~1125年、金朝は1115~1234年)時代の古墳129台を発見したと発表した。
文物部門によると、この古墳群は大興区西北部、以前は三合庄村だった場所に位置し、最も近い地下鉄駅から2㌔も離れていない住宅建設予定地で発掘。
2010年に土地開発整備を進めた際に古墳を発見したとしている。
2014年10月より北京文物研究所が古墳発掘作業の指揮を執っていた。
同研究所のスタッフによると、発掘された墳墓75台のうち、後漢時代が7台、北朝が2大、唐代が2台、遼代が33台で、墳墓の保存状態は非常に良く、人骨や陶器、漆器などの埋葬品も出土したとしている。

 

~北京・天津ジャピオン2015年3月23日号

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