【北京3月28日】北京市交通委員会運輸局は近日、2008年北京オリンピック前に導入したバリアフリー(無障壁)タクシーを今年、800台増加させるとした。
同運輸局によると、北京市障碍者聯盟などの関連部門との共同研究により、バリアフリータクシーの発展計画を制定し、2020年末までに市内に2000台のバリアフリータクシーを投入する。
そのうち、2015年に800台を追加、現存の70台も更新し、関連部門と車種の選定にあたり、運行方法などの研究を進めているとしている。
一方、タクシー業界内の関係者によると、乗客が実際に路上でバリアフリータクシーを見つけるのは難しく、この種の車両はガソリン代が高く運転手の出費がかさむため、運営が困難な状況だとしている。
~北京・天津ジャピオン2015年4月6日号