【北京5月15日】近日、新たな「北京市軌道交通禁止携帯物品目録」が発表され、これによると、花露水(アルコ
ール成分で作られた殺菌、かゆみ止めの香水類商品)、除光液、果物ナイフなどの物品が持ち込み禁止となった。
北京市公安局公共交通総隊によると、新目録の携帯禁止品は伝染病原体とその他の危険物品が追加され、さらに従
来の携帯禁止品は刀剣類から違法器具および殺傷力のあるその他の器具へと変化している。
また、一部の物品は携帯量の制限が設けられ、白酒は2000ml以内、ライターは5個以内、マッチの数
量は10箱または200本以内となっている。
花露水、除光液以外に、ヘアスプレーやムースなど爆発の恐れがあり燃
えやすい生活用品も禁止されている。
今年、軌道交通安全検査では携帯禁止品約7・3万件が検出され、そのうち刀剣類が約2・5万件、爆発の恐れが
あり燃えやすい物品が約2万件、軍警用具類が約540件となっている。
~北京・天津ジャピオン2015年5月25日号