11月14日(水)の「世界糖尿病デー」を受けて、北京市衛生局は市内の糖尿病に関する状況を発表した。
これによると、2011年の北京市住民の糖尿病罹患率は8・9%で、08年より3・5%上昇していることが分かった。
「北京市2011年衛生と人群健康状況報告」のデータによると、50歳以上の糖尿病罹患率は18%で、患者は女性より男性が多く、郊外よりも市内に多い。
また、年齢と共に患者数が増加すると同時に30歳以下の患者も1・3%に達し、糖尿病の発病が若年化している。
北京市では来年、糖尿病予防と治療の重点プロジェクトを展開し、既存の糖尿病の標準治療方案と研究成果を市内各級の医療機構で応用、また各区県に糖尿病治療の病院を設置するとしている。
(11月14日)
~北京ジャピオン2012年11月19日号