集中豪雨でレッド警報発令 冠水による水深は最高1・7㍍

【北京7月21日】北京中心区では7月27日(月)夜、集中豪雨に見舞われ、北京市気象台は同日20時17分、暴雨イエロー警告を発令した。さらに房山区気象台は同日22時10分、暴雨レッド警報へと警告レベルを引き上げた。
北京市気象台の観測データによると、27日(月)17時~23時の市内の平均雨量は26・2㍉で、そのうち中心区は37・1 ㍉、最大は房山区坨里の124・8㍉だった。房山区水害防止指揮部によると、27日(月)22時半までの区内の最大雨量 は青龍湖鎮漫水河の114㍉で、区内の累計平均は283・5㍉と昨年同期の183・6㍉を大きく上回る結果となった。
北京中心区では各所で深刻な冠水が見られ、西南四環外の程庄路では冠水の水深が1・7㍍に達し、この日の最高水深 となった。同じく四環外の豊体南路は水深1㍍を超え、豊裕路では1台の公共バスが冠水によりエンストしたが、車内の乗客4人は避難しており被害はなかったとしている。

~北京・天津ジャピオン2015年8月3日号

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