【四川8月3日】四川省涼山イ族自治州で、8月1日(土)夜、突如降り出した雹が当たり、多数のツバメやスズメが死ぬという出来事があった。
同自治州内の会理県では、同日19時過ぎに天気が急変。トウモロコシや葉タバコなど農作物への被害が出た。一方、名産のザクロの損害は少なかった。
住民によると、同日19時48分頃、それまで晴れ渡っていた空に雲がかかり突如として暗転。強風が吹き荒れ、57分までの十数分間に渡り雹が激しく降り注いだ。地面には降り積もった氷が張っていたという。
現地気象局によれば、今回の天候変動は30年に一度。雹は直径17㍉で重さ1㌘、当時の最大瞬間風速は21・7㍍/秒だった。
~北京・天津ジャピオン2015年8月10日号