【北京9月11日】国家統計局北京調査総隊が発表したデータによると、8月の北京市住民消費物価指数(CPI)は前月比で0.1%下降、前年同月比で1.9%上昇した。
食品価格は前月比で0.6%下降し、このうち豚肉の価格は前月の22.5%の上昇から3%の下落に転換した。また、野菜の価格は0.8%、ナシ、ブドウなどの大量出荷に伴い、果物の価格も2.4%下落した。一方、卵の価格は2.8%上昇した。
このほか夏季の市内近郊旅行の需要に伴い、宿泊価格が前月比で5.8%上昇。賃貸住宅価格は前月に引き続き0.6%上昇した。
なお、今年1~8月の北京市CPIの平均は、前年同期比で1.9%上昇している。
~北京天津ジャピオン2022年9月19日号~