【北京9月16日】北京市質量技術監督局は近日、市内全域のエスカレーター・エレベーターの安全点検を実施、すでに9割の検査を終えたとした。
北京市は、世界で2番目にエスカレーター・エレベーターの数が多い都市で、市内には計18.8万台が存在している。
そのうち、使用開始から10年以上の老朽化したものは4.9万台で、今年、調査の必要がある高リスクのものは、昨年に比べて約6000台少ない2000台あまり。
そのうち約600台が地下鉄に、約1100台が古い住宅に設置されている。
すでに8月末までに90.98%の検査を終え、危険が発覚した2322台のうち、1982台に改善要求を、308台に監督措置、32台に運行停止を指示した。
地下鉄内の機体の点検は今月中に全点検を終えるとしている。
~北京・天津ジャピオン2015年9月21日号