【北京7月26日】最近、海淀区の2016年上半期の常住人口が、昨年末に比べ2.8万人減少したことがわかった。
海淀区関連責任者によると、今年、同区では、工業系企業8社の調整と12の市場の閉鎖を計画。上半期にはすでに、金隅天壇家具工場など、企業4社の製造を外地に移し、立ち退きによる占有地は350haに及んだ。また、万家灯火、錦綉大地果品批發市場など10カ所の卸売り市場を閉鎖するとともに、首都機能の位置付けに合致しない企業44社の取り締まり整理を行い、中関村西区では約6.7万㎡の調整を行った。さらに、区内の103.4万㎡の違法建築を撤去したとしている。
これにより、6月末までの海淀区の常住人口は366.6万人と、半年前より2.8万人減少。減少規模は北京中心部6区のトップとなっている。
~北京・天津ジャピオン2016年8月8日号~