野生動物園で意外な事故発生 発情期のゾウに踏まれ男性死亡

【北京3月4日】「八達嶺野生動物世界」で3月3日(木)、動物管理部経理がゾウ館内で死亡する事故が発生した。

同園のスタッフによると、当日、休暇だったゾウ館飼育員に代わり、動物管理部経理がスタッフとともにゾウに餌をやり、館内の掃除をしていたところ、経理はゾウに踏まれて亡くなった。同行していたスタッフにケガはなかったが、あまりのショックで入院中だとしている。ちなみにゾウは発情期だった。

同園の責任者は、「このような事故が起こるとは、我々も意外だ」とし、ゾウは訓練を受けているが、唯一の目撃者が精神状態に問題があり入院中のため、調査はしばらく行えないと話している。

目下、この事件には公安や安全監督などの関連部門が介入し、調査を進めている。

~北京・天津ジャピオン2016年03月14日号~

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