【京津6月26日】近ごろ、米コンサルティング・サービス会社マーサーは「2016年世界生計費調査・都市ランキング」を発表した。これによると、生活コストの高い都市の1位は中国香港で、北京は10位、天津は30位だった。
ランキングの2位はアンゴラのルアンダ、3位はスイスのチューリッヒ、4位はシンガポール、5位が日本の東京、7位が上海となった。
今回の調査結果から、アジア及びアフリカの複数都市の生活コストが欧米都市を上回り、企業の駐在員の賃金コストに影響を及ぼしていることがわかった。また、中国香港が昨年のトップであるルアンダを上回り、上位19都市のうち、アジアの都市が半数以上を占める結果となった。
マーサーによる同調査は、各国の為替レート、物価、賃貸料などのデータをもとに集計している。
~北京・天津ジャピオン2016年7月04日号~