「19年胡潤富豪ランキング」 北京は4年連続で〝富豪の都〟に

【北京2月20日】中国の調査機関「胡潤研究院」が2月26日(火)に発表した「2019年胡潤世界富豪ランキング」によると、富豪の居住都市として北京が4年連続でトップに、〝世界10億ドル富豪の都〟に輝いた。

北京在住の資産10億ドル(約1105億8350万円)以上の富豪数は103人に上った。次いで2位が米ニューヨーク(92人)、3位は中国香港(69人)、4位は深セン(67人)、5位が上海(66人)。上位20都市のうち、中華圏が7都市を占めた。国別においても2位の米国(総数584人)を抑え、中華圏が首位を死守した。

一方、北京在住の富豪総数は前年比で28人減少、中国在住の富豪総数は658人で、前年比161人と大幅に減少している。

なお、中華圏の富豪のトップは中国EC最大手アリババグループの創業者であるジャック・マー(馬雲)ファミリー(資産2600億元)だった。世界の富豪ランキングでは22位だった。2位は18年には中華圏のトップだったインターネット関連サービス大手、騰訊(テンセント)CEOの馬化騰(2550億元)、3位は不動産デベロッパー恒大集団CEOの許家印(2500億元)だった。

~北京天津ジャピオン2019年3月4日号~

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