【北京7月5日】6月27日(月)に海淀区学清路のバス停で発生した殺傷事件の容疑で指名手配されていた男が7月3日(日)、首つり自殺で遺体となって発見された。
海淀警察によると、同日に通報があり、海淀区陽台山付近の山林で男性の首つり死体を発見。確認作業の後、バス停殺傷事件により公安部からA級指名手配されていた男であることが判明した。報道によると、発見時、遺体は腐乱しており、身に付けていた衣類と身分証から容疑者であると判断、その後のDNA検査を経て断定した。
事件は、足を踏まれたということで口論となった末、容疑者が刃物で27歳と54歳の男性を殺害し、31歳の男性にケガを負わせていた。31歳の男性は救急治療を受け、一時はICUに入っていたが、現在は容態も安定しており、命に別状はないという。
~北京・天津ジャピオン2016年7月11日号~