北京市気象局気候センターは12月10日(月)、12月1日(土)~9日(日)の北京市平原地域の平均気温が零下4・6度と、26年来の同時期の記録で最も低かったことを発表した。
今年は12月に入って以来、北京市を含む中国北部の多くの地域が強風や気温低下、降雪といった厳しい天候に見舞われている。
同センターの高級技師は、北極振動指数がマイナスとなり北極の寒気が南下、さらにシベリア高気圧が強まったことが要因だとしている。
なお、同センターの最新データによると、北京市では来年1月以降に気温が回復し始め、例年の平均気温に近づく見込み。
(12月11日)
~北京ジャピオン2012年12月17日号