地下鉄10号線安全検査で銃発見 安全検査員の機転が功を奏す

【北京7月18日】北京地下鉄10号線公主墳駅の安全検査で7月13日(水)、乗客の手荷物から銃と弾薬が検出された。

同日10時半、同駅のB出口安全検査員は女性客の黒いアタッシュケースの中に二丁の銃の形をした物品があるのを発見。発見後、安全検査員は合言葉を使って検査員、誘導員に問題が発生したことを伝え、誘導員は機械が故障したとその他の乗客に説明し、乗客らを別の安全検査口に誘導した。その後、女性客にケースの中身を確認したところ、女性客は不満を露に中身が何かは知らないと言い出したという。最終的に女性客の了解を得た後、再検査により二丁の銃状の物品であることを確認。危険物品を隔離し、再び誘導員に入場制限を行うよう伝え、乗客の安全を確保した。

その後、検査員は乗車券販売窓口に危険物品を持ち込んだ人物がいることを伝え、民警に応援を要請。民警が現場に到着後、容疑者と危険物品を引き渡し、民警が処理にあたったとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年7月25日号~

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