「百度外買」、「美団」、「餓了么」に食品薬品監督管理局がテコ入れ

【北京8月10日】最近、大手フードデリバリーサービス企業に衛生的な問題や無許可営業が存在するという報道を受け、北京市食品薬品監督管理局は8月10日(水)、「百度外買」、「美団」、「餓了么」などの大手フードデリバリーサービス企業に対し、事情聴取を行った。

面談の席上で、同局はフードデリバリーサービス企業に対し、許可証情報を公示していない60件の飲食業を公表。これらは、「百度外買」、「美団」、「餓了么」の三大企業でそれぞれ20件ずつ取り扱いがあり、同局はただちにこの60件のデリバリーを停止するよう要求した。また、10月1日(土)までに、すべてのフードデリバリーサービス企業の取り扱い業者は許可証の取得が必須だとした。

事情聴取に対し、「百度外買」、「美団」、「餓了么」の関連責任者は目下、ネット注文デリバリー業は新興事業で、技術や管理面での不足があるため監督管理が行き届いていないとしたうえで、迅速にこれを改正・調整するとしている。

~北京・天津ジャピオン2016年8月15日号~

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