【北京8月15日】北京市統計局は近日、2016年の北京における大学卒業生の進路希望に関する調査報告を発表した。これによると、卒業生の6割近くが就職を希望しており、その7割以上が北京での就職を選択していることがわかった。
今回の調査は、北京大学、清華大学、北京師範大学などを含む24校の卒業生を対象に実施した。卒業生の内訳は、本科生1084人、修士527人、博士53人、その他が全体の1・3%となっている。同報告によると、卒業後に就職を希望しているのは全体の57・4%で、前年比で7・7%増加した。進学や留学など、学習の継続を希望したのは34・8%で、前年比で4・9%減少している。そのほか、自分で起業したり、フリーで働くと答えた卒業生も7・4%いた。就職希望地域としては北京が最も多く、就職希望者の71・6%を占めた。
~北京・天津ジャピオン2016年8月22日号~