【北京12月26日】2017年の大学卒業生の就職活動が活発化するなか、北京の大学卒業生の在京率が5割に減少していることがわかった。
『経済参考報』によると、就職競争率の激化に伴い、二級都市や中西部での就職を選択する卒業生が年々、増加している。
教育部の統計データによると、2011年より全国一般大学卒業生は増加の一途を辿り、17年には前年比約30万人増の795万人に達する見込み。
北京大学就業指導サービスセンターによると、現在、大学生の求職は積極的で職業選択も年々、現実的になっている。中でも、顕著な変化は北京以外での求職数が増加していることで、数年前は6~7割が北京に留まっていたが、現在は約半数に減っているという。その理由として、多くの学生が北京戸籍を手に入れられないこと、ストレスが大きいことを挙げている。
~北京・天津ジャピオン2017年01月02日号~