中央気象台初の大霧レッド警報 濃霧とスモッグに見舞われる

【京津1月4日】中央気象台は1月3日(火)18時、大霧レッド警報を発令し、同日20時~4日(水)20時までに北京南部、天津、河北省中南部などで濃霧が発生し、一部の地区では可視度50m以下の強烈な濃霧になると予報した。

2014年に大霧警報基準が改正されて以来、中央気象台が大霧レッド警報を発令するのは今回が初。同時にスモッグオレンジ警報も発令された。

濃霧とスモッグの二重の影響により、首都空港、天津空港、石家庄空港では遅延・欠航が相次いだ。首都空港は4日0時より60便が遅延・欠航。民用航空局空中交通管理局は遅延イエロー警報を発令した。また、濃霧の影響で首都空港発着の大型バスもすべて運行停止となった。また、同局は同日、天津空港に航班遅延オレンジ警報を発令、同日14時までの輸送能力は50%低下する見込みとした。

石家庄空港では同日8時までの可視度は150mとなり、到着便25便、出発便30便が欠航となっている。

~北京・天津ジャピオン2017年01月09日号~

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