海外留学帰国者の就職先 金融がトップ、4割超が北京

海外留学帰国者の就職動向をまとめた白書『中国海帰発展報告(2013)』が、11月4日(月)、北京で発表された。
中国で海亀(ハイグイ)とかけて〝海帰(ハイグイ)〟と呼ばれる海外留学帰国者数は、近年急増中。
2012年には前年比46・56%増の27万2900人に達した。
同白書の統計によると、〝海帰〟の就職場所は主に北京や上海、広東省など、発展が続く大都市。
中でも北京は突出して多く、41・6%の〝海帰〟が就職している。
活躍する業界では金融関係が最も多く、ほぼ半数の48・5%が金融業もしくは金融関連事業に従事している。
また、外資系企業への就職率が25%と高く、同白書は、〝海帰〟は給与や前途の可能性を重視するためであると分析している。
〝海帰〟の帰国後半年以内の就職率は86%で、就職難は見受けられないとしている。
(11月6日)

 

 

~北京ジャピオン2013年11月11日号

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