北京に春爛漫のシーズン到来 玉渊潭公園の桜が早くも開花

【北京3月12日】玉渊潭公園では近日、15年来で最も早い桜の開花を迎える。同園の桜花課題研究エンジニアによると、園内の桜は3月中旬、下旬に開花する模様で、2002年以来、最も開花の早い年になるという。

玉渊潭公園では樹齢の長い桜の木が徐々に衰退しているのに伴い、今年、杭州早桜、一葉桜、コケシミズなどを含む60株の桜を新植する。園内の50ヘクタールに及ぶ湖にはモーター式、ペダル式など15種類695艇のボートがあり、水上から1000mの桜堤が鑑賞できる。また、4人乗りの手漕ぎ船20艇も復活する予定だという。

一方、北京植物園では、公園の東南門区及び南小湖付近の桜が見ごろを迎えるほか、3月、4月には梅や蘭の花が鑑賞できるという。

このほか、頤和園では山桃、香山公園では梅が見ごろを迎えている。

~北京・天津ジャピオン2017年03月20日号~

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