売名行為の〝やらせ〟で謝罪

【北京1月12日】ネット上で1月9日（土）、「北京男子地下鉄で罵り合い」というタイトルの動画が大量に転送され、メディアを賑わせた件で、動画に登場した男性は11日（月）、売名行為のための〝やらせ〟だったと公開謝罪した。

この動画は地下鉄6号線車内で北京人の男子と外地の男子が罵り合い、小突き合いとなる一連のやりとりで、ネット上で話題を呼んでいた。一方、多くのネットユーザーが作為的なカメラアングルを指摘しており、目撃者によると、2人の男子は降車後には親しげにしていたという。

その後のメディアの調査により、2人は役者で、そのうち1人が〝やらせ〟だと認めたことが発覚。北京人を演じた当事者はメディアが設けた公開の場で、動画が事実ではなく、計画的な撮影であったと告白し、頭を深々と下げて謝罪した。

～北京・天津ジャピオン2016年01月18日号～