【北京6月1日】北京地下鉄は6月1日(木)より、1号線と2号線において、乗務管理員の配置を試験的に開始した。今後、1100名の乗務管理員が車内での監視、警備にあたる。
北京市地鉄運営有限公司によると、これは「中華人民共和国反テロリズム法」と「北京市軌道交通運営安全条例」に基づき、乗客の安全と地下鉄の運行秩序を守る措置で、バスの一部路線ではすでに3年前から導入されている。
今回採用された1100名の乗務管理員は、公安機関発行の警備員証明書を取得した18〜35才の男性。全員が保安訓練を受け、携帯消火器、防刃手袋、レコーダー、専用無線通信機、強力懐中電灯などを装備し、2車両にひとりずつ配置される。
乗務管理員は、ラッシュ時には緊急通話装置の傍で監視にあたり、平時には車内を巡回する。
~北京天津ジャピオン2017年06月12日号~